平成のテニス武士・真田弦一郎と、京舞妓になる予定の、これまた古風な背景の女の子の話。
　剣術道場の息子と置屋の家娘なふたりは、小学二年生の時に知り合い、神奈川⇔京都の秘密の文通をするようになり、年に一度、夏の短い間だけ、彼女が真田家にやってくる。
　ひっそりゆっくり手紙を交わす七年余りと、恋心に気づいてからの数ヶ月とその後を描きます。途中は原作沿い、無我やテニヌについての考察あり。部活に恋に友情に、思春期男子たちの熱い青春模様たっぷりです。

　この項目を読み飛ばして小説本編をご覧頂いても結構ですが、地雷を踏まないか心配な方は、目を通すことをおすすめします。
　どんなものであろうと真っ向勝負どんと来い！　という方は、このまま本編へどうぞ。

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・人物紹介／捏造設定集（ネタバレ注意！　読まなくても支障ありません。筆者のメモ兼用）
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本編番外や、パロディネタなどです。