簡単ながらキャラ解説や用語解説(オフィシャル)。
この文字での追記は当サイト捏造設定や個人的なコメント。
この色でのコメントは格闘システム的なコメント。
私立ジャスティス学園シリーズとは
ポリゴン描画の3D格闘ゲーム。三作からなり、1作と2作はPS、3作目はドリームキャスト移植となっている。キャラ移動は前進・後退・ジャンプ程度で、前後の軸移動の概念も一応存在するものの、実質的には2D格闘ゲームに近いシステムとなっているため、3D格闘が苦手な人でも楽しみやすい。三人一組でストーリーが進むが、バトルではゲーム開始時に2人のキャラクターを選び、コンビを組んで戦う。通常はメインキャラクターが戦い、控えのパートナーとはラウンドが変わる際に交替するかどうかを決めることが出来る。派手な演出の「完全燃焼アタック」や相手を空中に打ち上げて連続技を叩き込む「エアバースト」、2人の協力技「愛と友情のツープラトン」攻撃など、ド派手でギャグ要素満点な見所が満載。
『小林サッカー』『カンフーハッスル』『キル・ビル』『火山高』などの映画と肩を並べる雰囲気を持つ、非常に濃ゆいゲームです。これらが大好きな人は絶対大好きだと断言します(笑)。
ゲームにおけるシステムや用語
私立ジャスティス学園 LEGION OF HEROES
第一作。ゲームセンターのアーケード展開ののち、プレイステーション用ソフトに移植。プレステ移植はアーケード版の完全移殖版&新キャラとデモに音声を追加した「アーケードディスク」とオリジナルモードを搭載した「エボリューションディスク」の2枚組。エボリューションディスクに収録されているモードの中でメインになるのが後述の『熱血青春日記モード』。

私立ジャスティス学園 熱血青春日記2
第二作。プレイステーションでのみ発売(後に廉価版「カプコレ」としても発売)。前作PS版の「エボリューションディスク」の内容をさらに広げ、新キャラクター(ひびきランと波川流)も2人追加。さらにバトルでは使えないものの、熱血青春日記で各部且つの部長やマネージャー、委員長、教師などの濃いキャラクターが大勢新キャラとして登場した。

燃えろ!ジャスティス学園
第三作、通称『燃えジャス』。アーケード展開の後、ドリームキャストに移植、発売。新キャラが数人、学校が一つ増えた。3人での同時攻撃「正義と勇気のスリープラトン」を実装、そのため3人のキャラクターを選択してバトルにおいてもトリオを組むシステム。また、ツープラトンを食らった場合にパートナーに救援を求める「ツープラトン返し」も導入された。
ドリキャスを持っていなかったことと、『熱血青春日記モ−ド』が双六ミニゲームになってしまったこと、またストーリーモードの太陽学園エンディングで雹が死亡するオチ(音声収録後に雹役の塩沢氏が逝去したことからくるエンディングと言われている)のため、当サイト管理人はソフトを持っておりません。そのため、以下すべての内容は第一作と第二作の内容のみです。

ストーリーモード
キャラクターを選択してバトルに勝ち進み、それぞれの視点でのストーリーが進むという、格闘ゲームで一般的な形態。ひとつの高校に付き三人トリオが基本なため、三人の中から二人タッグを選んでバトルしていく形態になっている。ラスボスは雹。

熱血青春日記モード
別名ジャス学ギャルゲモード、もしくはネオロマモードとも言うべき、EDITキャラ育成モードのこと。ストーリーモードと微妙に設定が違う部分がある。
EDITが男性でも女性でも台詞やイベントがほとんど変わらないため、プレイによっては大変あやしい展開になってしまうことも。そう言った趣味の人にはある意味おいしいかもしれないが、全く知らずに同性キャラと純粋に友情を育もうとすると、親友だと思っていた同性キャラから顔を赤らめつつバレンタインチョコを渡されたりとかなり気まずい思いをし、大変後悔することになるので注意。
もちろん、入学式から始まり、遠足、試験、プールに合宿に夏祭り、クリスマスに初詣にバレンタインにホワイトデー、さらに各々のキャラの誕生日にとベタな王道系のイベントはガッツリ押さえられている。ただし体育祭だの試験だのはほとんど格闘やスポーツミニゲームというマッチョ加減なので注意。もちろん成功すると意中のキャラに褒めてもらえたり、学園祭のペアダンス大会(ミニゲーム)で高得点を出すと、パートナーキャラに抱き上げられてクルクル回られたりする。ただしポリゴンは荒い。

EDITキャラ
熱血青春日記モードでプレイヤーの分身となるオリジナルキャラクターのこと。性別、容姿、所属高校、部活などの初期設定を自由に決めたのち、各々の学校生活やキャラクターとの一年間の関わりで育てて行く。仲の良いキャラや部活、上げたパラメータで初期体力や根性ゲージ、技の種類などが大きく変わる。
グラフィックは2Dなしでポリゴンのみ。正直、顔パーツは微妙なものかネタに走ったもの(例:つのだじろう画風顔/女子)ばかりな為、せっかくの王道ズドンな甘々イベントも隅々まで残念なことになり、プレーヤーの妄想補完脳レベルが厳しく試されるドS具合。声は男女それぞれで共通。作ったEDITキャラは、登録したあとフリーバトルモードで使える。育て方によってはPCキャラよりも段違いに強い最強EDITを作ることも可能。

学校紹介
ジャスティス学園
忌野雷蔵が「この忌野のエリート暗殺忍者育成スキルを日本の教育に生かし、より良い社会を担う若者を育てよう!」といういいんだか悪いんだかわからない思いつきで本家の反対を押し切って建てた、新鋭の全寮制の超進学高校。あらゆるハイテク機器を用いた施設が満載、忌野の財力の凄さを感じる。勉強だけでなく武道やスポーツに置いても優秀な成績を持つ。
何故か常に天気の悪い山奥(地名は忌陰村/きいんむら。忌野一族の土地)に建てられ、見た目は刑務所か要塞かと言った感じで、制服には発信器が着けられ、一度入学すると卒業まで出ることは出来ないという、よほど精神力が強くないとまず鬱を煩いそうな学校。
前期と後期の試験で、一年に二度クラス替えが為される。クラスはA〜Jまであり、Aに近いほど成績が良く人数も少ないピラミッド型。雹はAクラスでも評価が足りないSAクラスに所属している。制服はオレンジ基調(ドリキャスでの続編『燃えろ!ジャスティス学園』での桐島九郎が黒っぽい制服を着ているので、もしかしたら入学年度でカラーが違う可能性あり)の軍服系で、クラスが上がるほど制服のデザインが変わる上にド派手になる。SAクラスの制服は白のロングマントまでついていて最早コスプレ。あらゆる意味で突っ込みどころが多すぎる学校。
食事は給食、栄養学的には計算され尽くしているメニューらしいが、泣くほどまずい。精神を鍛えるためとしか思えない見た目と味をしている。魚眼丼がトラウマになる生徒多し。
娯楽らしい娯楽も禁止、さらに軍隊式の規律を用いる徹底した閉鎖環境、しかしその反面全寮制でありながら男女共学というあたりが裏目に出て、一番の娯楽は恋愛沙汰だったりする。己だけでなく、他人の恋愛ゴシップに皆興味津々。閉鎖環境なのでドロ沼に発展する場合も珍しくない。
また成績が落ちてクラスが替わると一緒に居られる時間が無に等しくなるため、恋人と離れたくないあまりに勉強に励むというタイプと、あまりに娯楽のない環境での唯一の生活の花に身をかまけて破滅するタイプ両極端に別れる。


太陽学園
伐、恭介、ひなたが在籍。中等部と高等部があり、中等部からの内部進学と外部からの入学が半数ずつ。「自由な校風でのびのびとした生徒を育てる」というとても健全かつ一般的なモットーを掲げる高校。特徴イコール普通という高校だがかなりの活気があり、熱血漢な生徒や教師がとても多い。アルバイトは禁止されている。
主人公の通う高校だけあって、他校との絡みは多い。

五輪高校
日本で最も有名なスポーツ進学校。あらゆるスポーツ選手を育成し、多大な功績を残している。すべてにおいてスポーツが優先されるので、入学時も偏差値より身体値が重視される。ある意味一芸入試。
夏、将馬、ロベルト、ほか流が在籍。体育学部のほかにスポーツ医学部、運動生理学部などもある大学も存在する。

パシフィックハイスクール日本校
世界に通用するワールドワイドな視野を持たせる教育、がモットーの、日本在住の外国人(ほぼアメリカ人であるらしい)が通ういわゆるアメリカンスクール。敷地にはショッピングモールやドライブインシアター、カフェなどの施設があり、もはや学校というより一つの町の規模を誇る。生徒は皆上流階級が多く、ビバリーヒルズ的雰囲気が漂う。大使館関係者や軍の士官の子息や息女が入学するならココという感じらしい。ロイとティファニーはまさにこれ。ボーマンは多分ここの神学クラスに通っている。

外道高校
通称ゲド高。工業地帯に建てられた、全国から筋金入りの不良が集まる男子校で、偏差値29.0。校舎のすぐ隣には少年院があり、問題を起こした生徒はこの施設に送られるシステムという恐るべき学校。
周囲の工業地帯が廃れたことで荒れては居るが、元々の学校名は「男道高等学校」、任侠的な気風を重んじ「男の中の男を目指す」という方針が存在するため、その代の総番長が良ければ侠気に溢れた校風となり、悪いだけの学校ではない。現在は風間醍醐総番長により、校内では飲酒や喫煙の現場は全く目撃されていない、統率の取れた侠気集団となっている。
ボンタンや特攻服、改造学ランなど一昔前のファッションが盛りだくさん。生徒は醍醐、エッジ、岩。どこを見てもむさ苦しい男子校だが、男装して入学している美少女あきらがいたりとリリカルな一面も持つ。

生徒キャラ紹介
忌野 雹/いまわの ひょう
CV:塩沢兼人
ジャスティス学園生徒会長。恭介の双子の兄で、雷蔵の養子に。身長183センチ。ストーリーモードのラスボス。
性格は基本的に落ち着いており穏やかだが、同時に徹底して冷徹。頭脳、身体能力すべてにおいて卓越した才能を持ち、剣術の達人で、長い白髪に派手な軍服、日本刀がトレードマーク。私服はカチっとしたミリタリー系の模様(熱血青春日記より)。和服も着れる。幼少期から実父である狂人・忌野霧幻(雷蔵の兄)に洗脳術を用いた教育を受け、その意思に逆らうと酷い頭痛に苦しむ。
父から受け続けた洗脳教育によって日本制圧を目論むものの、実際はジャスティス学園生徒と各地の高校生を攫って洗脳しただけ(洗脳しただけで特に何もやらせていない)なので、もしかすると本来の性格は正義感の強い平和主義なのかもしれない、というのが当サイトの雹です。忌野家の次期当主、ということにしておりますが妾腹でもある(攻略本に隠し子って書いてあるときもあるので…)ので、本家の跡目狙いの人間たちから疎ましがられている。が、どう吠えられても自分の方が強いし賢いと分かっているので、鬱陶しいとは思いつつも平然としている。
生まれついてのご主人様体質、女の好みは笑顔よりも泣き顔が美しいかどうかというドS男。

とにかく素早く、長刀によりほとんどの強攻撃が他のキャラクターの攻撃範囲外からも余裕で届くというラスボスっぽい長いリーチが利点。しかし攻撃力と防御力が異様に低く、また雹のツープラトン『残酷斬』は対戦相手だけでなく自分も雹に斬られるため、体力ゲージが少ないのに雹にツープラトン要請をすると自滅するという危険性が高い。

一文字 伐/いちもんじ ばつ
CV:檜山修之
太陽学園に編入して来た主人公。雷蔵の実子だが、雹が雷蔵の養子に入っているので雹とは戸籍上兄弟であり、また実際には恭介とともに従兄弟の関係。身長171センチ。
気合いを極限まで溜めて放つという強力な気功弾の使い手。口調はぶっきらぼうで顔も恐いが、かなりの熱血漢で正義感が強く友情に厚い。そして最近まで母子家庭であったため、家系を助けるために新聞配達のバイトをしていたというとても母親思いの良い子。常識人であるため、たまに可哀想な目にあう。
中距離では気功弾、近距離戦闘ではパンチ、キック系ともに技の構成が充実しており、リーチも安定していてまさに主人公的で使いやすい。コンボを組んで叩き込めばかなり強いが、技を出した後の硬直時間がやや長めなのが弱点。

鑑 恭介/かがみ きょうすけ
CV:千葉一伸
太陽学園に通うイケメン眼鏡。身長182センチ。雹とは双子だが、雹が兄で恭介が弟という意識がとても強いためかあまり双子には見えない。また兄とは姓が違い、数年間別々に暮らしていて最近再会したらしいが、詳細は不明。現在はマンションで一人暮らし。
舞に似た流れるような華麗な動きを得意とし、手刀や蹴り技をメインに戦う。また、電撃を放てる特異体質。特技は書道と華道で、特に華道には精通し、鋏ではなく手刀で花を切る。また将棋やチェスなどの盤上遊戯がかなり強い。風紀委員で仕事も真面目にやっているが、本人が茶髪に白ランの校則違反ぶっちぎりスタイルという謎の一面を持つ。クールな振る舞いを常とし私服のセンスもいいオシャレさんだが、そのぶん自分の容姿に自信を持っており、一日三十分は鏡を見ているというナルシストで気障ったらしい性格。そしてドラマCDにて自宅のバスルームが総鏡張りになっている事が明らかになり、一番常識人かと思いきや、ぶっちゃけ真性の変態。そのためかなんだか常にエロ光線がにじみ出ており、熱血青春日記モードでは最もあやしい発言が多いキャラと思われる。誰がどう見てもブラコン。※全部オフィシャル設定です(笑)。
どんな間合いでも隙が少ない使い勝手の良い技が多いため、伐と並んで初心者向けキャラ。使いこなせばたいへん強い。

若葉 ひなた/わかば ひなた
CV:飯場友恵
太陽学園に通う、伐と恭介のクラスメイト。身長155センチ。
明るい茶髪のショートカットに白いバンダナ。好奇心旺盛な、じっとしていられない性格で元気一杯の女子高生。成績もよく、さらに格闘技においては凄まじい天性の才能を持っており、通信空手仕込みでありながらその実力は全国レベル。運動神経が高く、無所属でありながら、各運動部からは常に助っ人の要請が来る。
小柄な体格をカバーして余りある、全キャラ中最も早いスピードを持つため、攻撃力と防御力の低さにさえ注意すればとても操作に爽快感のあるキャラ。白いパンツを丸見せで闘うその様は最高にキュート。

沢村 将馬/さわむら しょうま
CV:上田祐司
五輪高校に通う熱血野球少年。実力はあるのだが、直情的すぎてすぐ乱闘するためレギュラー落ちになることが多い。身長162センチ。
夏とは幼馴染みでケンカばかりしているが、最近ぐっと女らしく綺麗になった彼女に実は内心ドッキドキ。しかし幼馴染みであることと夏の身長が182もあるというコンプレックスからか素直になれない。尊敬する兄・修一も野球選手を志す有望株で、おっとりした、いかにも優しげなお兄ちゃん的性格。ストーリーモードでは有能な学生を襲うジャスティス学園の拉致からは逃れたものの腕を折られて選手生命が危うくなった修一のために闘う。
自分の身長ほどもある巨大バットで相手をぶん殴ったり、殺人スライディングや分身魔球などを投げて闘う。一発当たればデカい技が多く、そのぶん隙も大きいので、上級者向けキャラかと思われる。

鮎原 夏/あゆはら なつ
CV:津野田なるみ
五輪高校に通うバレー部のエースアタッカー。身長182センチ、モデル並みのスタイルで性格は勝ち気で弱い者いじめやウソが大嫌い。竹を割ったような気質の姉御肌なため、下級生の女の子にモテモテ。しかし反面デカくて怖い女と見られることがコンプレックスで、幼馴染みの将馬といつも喧嘩しつつも素直になれない気持ちを抱いている。しかし本当はかわいいものが好きで料理やお菓子づくりが得意という女の子らしい一面も持ち、完璧超人であることに本人が一番気付いていない。
物凄い豪速球サーブやアタック、また炎を纏ったバレーボールのアタックなどで闘う。攻撃力が高く、サーブは間合いが広くて使い勝手がいいので、CPU戦なら間合いを取りつつサーブを打ちまくるだけで勝てるという強力キャラ。赤いブルマ姿から伸びる適度に筋肉質な長い足がエクセレント。

ロベルト 三浦/ろべると みうら
CV:森川智之
五輪高校に通うサッカー部エース。ロン毛めの外ハネの茶髪、ブラジル人とのクオーターで目が青いが、いつもサンバイザーをしているためその目元を見たことがある者は少ない。身長177センチ。
ポジションはゴールキーパーだったが一作目で腕を痛め、その後血の滲む努力の甲斐あってかフォワードとしてプロスカウトが来た。性格はクールな一匹狼な反面、人情家で困った人をほっておけないお人好し。好きあっているのに喧嘩ばかりする夏と将馬の諌め役で、二人の騒ぎに巻き込まれては肩をすくめる苦労人。いざというときはブラジリアンの血が騒ぐのか非常にホットなリアクションをかます。またガンマニアでもあり、実弾を撃ったことはないが特技は早撃ち。サッカーとモデルガンの話になると非常に熱い。
熱血青春日記では作中もっともマトモにかっこよくかつ普通にイケメン。おおっぴらにモテモテというわけではないが、隠れファンが異様に多いタイプ。作中でも、実際のファンの間でも。
対戦相手そのものをリフティングしたりと凄まじい足さばきを見せてくれる。全体的にやはり足技中心でキックが非常に充実しており、スピードも早いので大変使いやすいキャラ。またボールが炎を纏う爆裂Vゴールは見た目も派手だが攻撃力も高く、三回完全に当てればKOできる。

ロイ ブロムウェル
CV:置鮎龍太郎
外交官になるために日本に留学して来ている(しかし第一作のエンディングで、成長したロイがアメリカ合衆国大統領になっている姿が)、パシフィックハイスクールに通うアメリカ人。アメフトチームではクォーターバックを勤め、モッテモテのブロンドイケメン。身長181センチ。
イケメンでスポーツマンでケンカも強く家も金持ち、何不自由ない育ちのせいか少々飽きっぽくて不真面目な面があるが、基本的にフランクで卑怯なことが大嫌いな、裏表のない性格。祖父が太平洋戦争で片足を失っているということもあり、大の日本嫌い。あと納豆が許せない。何かというと日本はダメだ!と連呼するが、その割に日本語は非常に流暢。
ブランド志向で身なりには気を使っており、女性にはとても紳士。女の子が大好きで、日本でも女の子だけは最高にかわいいと豪語する。ティファニーの気持ちには気付いているが、一人に決めるのに踏ん切りがつかないのか煮え切らない態度をとっている。
何を勘違いしたか、誕生日プレゼントに大量の男性用ブリーフをくれる。しかも防御力アップの効果付き。
スピーディーかつパワフルなマーシャルアーツ的格闘術にアメフトの技をあわせた技で闘う。システム系統的には飢狼伝説のテリー・ボガードによく似ている(と開発側もコメントしている)。スピードが早く技の発動が早いのが非常に爽快なキャラで、キック系が弱いのと防御力がやや低めなのを考慮して闘えば非常に使いやすい。

ティファニー ローズ
CV:ならはしみき
アメリカで同じ学校だったロイにくっついて日本に来た、パシフィックハイスクールに通い、チアリーディング部で活躍しているダイナマイトバディのブロンド美少女。身長164センチ。
目下の興味は恋愛やファッション、クラブ通いを欠かさない。あまり頭は良くないがとても豪快且つファンキーな明るい、憎めない性格。日本語があまり得意でなく、時々とんでもない間違いをする。底抜けに明るい性格ではあるが、本国の家族には欠かさず連絡したりプレゼントを贈ったり、自分に振り向かないロイに苛立ちと不安を覚える健気な面も。父親は大企業の社長で、大変な資産家。
チアらしいアクロバティックな動きで華麗に闘う。動きが速くて特殊技が多彩なため、使いこなせば大変な爽快感を得られる。方向キー攻撃が肝。

ボーマン デルガド
CV:長嶝高士
身長200センチの巨漢の黒人だが、自分の体格と腕っ節を自覚しているため、常に自分を戒めている。格闘スタイルの基本はボクシングと思われる。
性格は品行方正で温厚。敬虔なクリスチャンで、日曜のミサを欠かしたことはない。ゴスペル部に所属し歌が上手い。暇さえあればボランティア、慈善活動に従事。暴走しやすいロイとティファニーの諌め役でもある。彼らと違って特に金持ちな家の生まれでもないので、パシフィックハイスクールの4人部屋の寮で慎ましやかな生活を送っている。
身体がデカい分当たり判定もでかいが、そのぶんリーチも長く攻撃力も高い。ただし巨体キャラにはお約束でスピードが遅いので、コンボに持ち込んで一気に叩き込むのが勝利の鍵。

山田 栄二/やまだ えいじ
CV:山田義晴
外道高校に通う、総番長の舎弟。逆立てた金髪と紫の改造学ランがトレードマーク。身長173センチ。
父と母と姉の四人暮らし、しかもエッジを含め全員ヤンキーという、まさにヤンキーの中のヤンキー。友好的な面もある性格だが卑怯でいい加減、武器にアーミーナイフをよく使い、本人もナイフ収集が趣味であることからエッジと呼ばれている。同時に自分の本名が嫌いで、本名で呼ぶとマジギレ。いったんキレると手がつけられない凶暴さを持ち、戦闘では狂気じみた怖い者知らずの戦い方で強いものの、事件後、兄貴分であり唯一尊敬する総番長・醍醐から正々堂々男らしく闘うことの重要さを思い知り、侠気とは何かを追求し、次代の総番長を目指して目下修行中。気合を入れるときは白の特攻服を着るらしい。
「ヒャヒャヒャヒャヒャ!!」と狂気じみた声を上げながらナイフで斬りつけて来たり、勝利ポーズで思いっきりヤンキー的にメンチ切って来たり、ポケットに手を突っ込んだまま足下の砂を蹴り上げる『罵倒』という技があったりとまさにヤンキー丸出しの戦いを見せてくれる。しかし接近戦が弱いため、有利な間合いを見極めてそれをキープし、相手の虚をつくトリッキーなフェイント技を効果的に使って相手の体力を削る戦い方がベスト。勝ち台詞も「勝ちゃいいんだよ、勝ちゃアなア!!」だし。

石動 岩/いするぎ がん
CV:長嶝高士
並外れた怪力の持ち主で、食べることが大好き。身長198センチ、体重115キロの巨漢。九州弁。
外道高校に通うものの性格は単純、温厚で優しく人情家で不良とは遠い。ゲド校生なのは単に学力が足りなかったため。大家族の長男で、弟と妹がそれぞれ三人ずついるため子供好きで、扱いにも慣れている。相撲部に所属し、高校生離れした体躯と怪力から繰り出される張り手や掴み技は破壊力満点。喧嘩が強いことだけが自分の取り柄と思い、エッジやアキラと行動を共にする。
最も遅くて最もでかい、しかしそれを補って余りある攻撃力と防御力、さらにビジュアル的にも豪快極まる技が魅力。接近戦に持ち込んで相手をブン回せば無敵!

風間 あきら/かざま あきら
CV:手塚ちはる
風間醍醐の弟で、スカルペイントのフルフェイスメット、スタッズだらけのライダースーツに身を包んだ中国憲法の達人。しかしその正体は実は弟ではなく妹で、誘拐された兄の行方を調べるため、顔を隠して体型がわからないスタイルで外道高校に入学した美少女。身長160センチ。
メットを被って男として振る舞うときは『アキラ』、素顔の女の子のときは『あきら』と表記を変えることで区別(オフィシャル)。アキラは好戦的で硬い男言葉を使いかなりクールだが、メットを外すと恥ずかしがりやでお喋りが苦手な、弱気で家庭的な女の子あきらとなる。その差は既に二重人格なのではないかと思うほど。さらにその気合の入ったライダースーツに恥じぬバイク狂で、近所のバイク屋で毎日バイクをいじっている。バイクの話になると一気に熱くなり、マニアックな用語がガンガン飛び出し誰もついて行けない。
特殊な動きが多く、攻撃技ではないがコマンド入力による『破天の構え』から4ルートに分岐する難解な連続技など、格ゲーのコマンド入力に慣れた熟練者でないと操作し切れない上級者向けキャラ。ただし、使う人が使えば鬼のように強い。素早い陳氏太極拳の動きは、コンボが決まれば見ていてかなり気持ちいい。

風間 醍醐/かざま だいご
CV:山寺宏一(『燃えろ!』では大塚明夫)
あきらの実兄で、三年生。身長190センチの長身に隻眼、黒の長ランを纏い、荒れ放題だった外道高校へ転校するや否や武闘派極まる外道高校を剛胆で懐の深い侠気で纏め上げ、まともに授業のできる学校にするという偉業を成し遂げた。『漢とは何か』を常に追求し、その侠気には男も女も惚れ込み膝を折るカリスマ。空手に近い堂々とした格闘スタイルを持つ。多くの舎弟から慕われており、応援団団長でもある。攻略本等では目の傷は雹と闘って出来たものである?と言われることもあり、双方がそれぞれ高い能力を持ち、多くの部下を持つカリスマ的キャラクターであるためか、二人の実力が拮抗していることを表す描写がある。
今年卒業してしまう自分のあとを継ぐ総番長を誰にするかというのが目下の悩み。卑怯でいい加減だったエッジが事件後かなり努力しているので、それに一目置き、候補としてはエッジが最も高い位置にいる模様。また「男らしくない」という理由で秘密にしているが、かなりの甘党。よくあきらのケーキをうっかり食べて怒られる。高倉健の大ファンで、任侠映画と演歌が大好き。
身長が高くリーチが大きいため攻撃は当てやすいが、その分動きが遅くて隙が大きい。大柄キャラのわりには攻撃力もやや低めで、兄妹揃って上級者向け。ただし『男の背中』や『目で語る』など、技の全てと台詞が泣いて痺れるほどかっこいいので、使いにくくとも使ってしまう。まさに兄貴、カリスマ!とくにツープラトンの『男の中の男』は、「応えよう!」という台詞とともにザシャア!と登場、プレイヤーの前に立ちはだかって対戦相手の攻撃を一頻り受けた後、「バカヤロウ!!」と根性カウンターで対戦相手を物凄いアッパーで天に吹き飛ばし、「後は任せたぞ…」と侠気たっぷりに去ってゆくという(プレイヤーキャラは九十度のお辞儀で見送る)、思わず「アニキィィイイ!!」と思わずむせび泣くほどのカッコよさなので、必見。

生徒キャラ紹介2
二作目『熱血青春日記2』より登場のキャラ。

ひびき ラン/ひびき らん
CV:平松晶子
太陽学園新聞部の女生徒。身長163センチ。
記者であると同時にカメラマンでもあり、その腕は確か。ジャーナリストになるのが夢で、、キャラが濃い生徒たちのゴシップから健全なスポーツ関連、果ては政治的・文化的な記事まで幅広くカバーする。でかい一眼レフを常に持ち歩き、いかにもジャーナリストと言った感じの格好と元気なソバカスがチャームポイント。強引だが嫌味のない性格で、交友関係が非常に広い。
ひなたを凌ぐほどの素早いスピードと、離れた場所からダメージを与えるフラッシュ攻撃が魅力。ただし防御力が泣くほど弱いので注意。何故かフラッシュが攻撃になる他、「ひとことお願いします!」とインタビューすることでダメージを与えたりするあたりも面白いが、ツープラトンの『いただきスクープ』は対戦相手とプレイヤーがいちゃつく様(膝枕とか…)を写真に撮りまくり、最後にランを加えて記念撮影という、何がどうなってダメージなのか意味が分からないが楽しい技なので必見。

波川 流/なみかわ ながれ
CV:三木眞一郎
五輪高校の有望水泳選手。三年生で、将馬の兄・修一とは親友かつ幼馴染み。身長187センチ。
常に水泳キャップとゴーグルを装着し、髪型がどうなっているのか見た者はいない。三度の飯より泳ぐことが好きで、一日の半分は泳いでいると言っても過言ではない。表情が乏しく寡黙、台詞は「……………」の割合がかなり多い。たまに口を開けばかなりの不思議さんで、実は水の妖精かなにかなんじゃないかと思うほど水に生きるミステリアスさん。陸よりも水中にいるときの方が断然本領発揮という感じで気合が入り、無口なのは変わらないが、一人称が「僕」から「俺」に変化する。
背が高くてリーチがある他、とにかくトリッキーな技が多いので使いやすく、何より楽しい。移動からして「空中を泳ぐ」なので、もうこのジャス学節加減には参りましたと言う他ない。大好きだコノヤロー。
また音楽に合わせて、対戦相手とプレイヤーを巻き込みいきなり地上と空中でシンクロナイズドスイミングを始めるツープラトン『シンクロナイズドアタック』は何回見ても素敵。どんなキャラでも強制でシンクロナイズド。


教師キャラ紹介
忌野 雷蔵/いまわの らいぞう
CV:西村知道
忌野一族の現当主にしてジャスティス学園創立者、現学長。伐の実父であるが、兄・霧幻の息子(甥)であり次期当主である雹を養子に入れている。身長188センチ。
人間離れした容姿を持つが、実際は日本の明日を担う立派な若者を育てることに心血を注ぐ真摯な教育者。ジャスティス学園を創立しただけあってかなり厳しいが、礼儀正しく頑張り屋の生徒には優しく好意的な顔を見せる。
暗殺と裏稼業に徹して来た忌野家であるが、その技術を正しいことに役立てようと奔走しており、その善的で正義感の強い性格から、裏から日本を牛耳ろうとさえしていた亡き兄・霧幻とは残念ながら反りが合わず、また忌野が表に出ることを嫌う本家とも少しやり合っている。
体格の割にスピードがかなり早く圧巻。技の出が早くて隙が少ないので、大型キャラは使いにくいというお決まりを無視したキャラ。ただし身体が大きい分当たり判定も非常に大きいので、ガードをガッチリやっておくことがポイント。

水無月 響子/みなづき きょうこ
CV:三石琴乃
ジャスティス学園の保険医。元・某医科大学整形外科の天才外科医にして整体術のエキスパート。身長173センチ。
スタイル抜群の身体に白衣とタイトスカートとストッキングに眼鏡というアイテムを身につけたお色気たっぷりのスーパー美女で、男子生徒たちのマドンナにして女生徒たちの憧れ。しかしそれとは裏腹に家事が壊滅的に出来ない上、酒乱ぎみの大酒飲みで、日本酒と競馬が大好きという一面を持つ。教師のアルバイトは禁止されているが、週刊誌でライターとして記事を書いたりもしている。
モテモテの美女だが、特に誰に振り向くわけでもない。…が、英雄から好意を寄せられていることには本人もまんざらではない様子で、周りからかなり意外がられながらも仲は進展している。
タイトスカートから繰り出されるストッキング美脚から繰り出される足技はリーチが長くて使いやすく、軸をずらす響子のみの特殊移動が持ち味。また整体師でもあるので多彩な関節技もあり、五つの整体術を連続して叩き込む完全燃焼アタック『死の介護』は強力。接近戦に弱いので、距離を取っていると思わせつつ急に近付いて『死の介護』というパターンはかなりいい感じ。

島津 英雄/しまづ ひでお
CV:水鳥鉄夫
ジャスティス学園の国語教師。見た目はまるっきりうだつの上がらない七三分けの四十男だが、実は名門・島津流空手の後継者で九段の使い手。館長である父親の死後、島津流空手の派閥争いの醜さに耐え切れず、自ら道場継承者争いから手を引いた。身長165センチ。
見た目はさえないが、正義感が強く、美しい日本の文学を愛する紳士。口べたで人付き合いが苦手と自ら言い、酒もタバコもやらず、目下嫁さん募集中。響子に好意を寄せており、英雄は高嶺の花だと思っているが、響子の方はそうでもない。家事が不得意な響子に対し、一人暮らしが長いためか家事スキルがかなり高い。
技も正統派な空手系と気功波で、攻撃力、防御力、リーチ、スピードなど、主人公並みに安定していて大変使いやすい。少し使いこなせば充分な脅威となりうる優秀キャラ。技の前後の隙がやや大きめなので、発動を潰されたりカウンターを狙われたりすることさえ気をつければかなり強い。

熱血 隼人/ねっけつ はやと
CV:山崎たくみ
太陽学園の熱血体育教師。彼のみキャラクターデザインを漫画家・島本和彦が担当。
真っ赤なジャージと竹刀、逆立ったモミアゲがトレードマーク。身長191センチ。ややこしいことと礼儀知らずが嫌いで、走り出したら止まらない猪突猛進型の熱血漢。時代錯誤とも言える熱血教育をモットーとするが、真に生徒思いであり懐の深い性格であるため、彼を慕って愛の拳を正面から食らいつつ、共に河原で雄叫びを上げ夕陽に向かって走る生徒は多い。侠気を大事にする辺りは醍醐と共通しているが、余裕のニヤリ顔で「いい女が好き」と公言するような大人の渋みを併せ持ち、勝利ポーズで「何だァ、正義って奴はそんなに大切なのか、あァ?」とニヒルな台詞を吐いたりするので、うっかりするとハートを鷲掴みにされる。好きな色は赤。
特別ゲストキャラ的存在であるため、ストーリーモードにおいてはやや無理矢理入った感が否めない部分はある。
指導用の竹刀は雹並みのリーチの長さを誇るが、雹と違って剣撃を出した後の硬直の隙が大きい。不用意に竹刀技を出してガードされてしまうと簡単にカウンターを入れられてしまうのが痛い所。しかしとにかく台詞と技が見ていて楽しい。スタートデモの「自分が眩しいぜ…!」から始まり、「目を覚ませ!ひとつ、ふたつ、みっつ、…気合だーッ!」と対戦相手を竹刀で叩いて無理矢理腕立て伏せをさせたり(隼人に竹刀で背中を叩かれると、思わず腕立て伏せをせずにはいられなくなる(攻略本より)らしい)、熱血クロスカウンターで双方吹っ飛んだり、さらに「気合を入れてやる!」と、プレイヤーキャラの尻を竹刀で叩いて気合を入れてやり特大の気功砲を撃たせるという熱血指導的ツープラトンなど、炎の体育教師が繰り出す熱血指導技の数々は思わず夕陽に向かって走り出したくなる熱さで必見。

団体名や用語など
忌野一族
戦国の世に端を発し、八百年に渡って裏社会で続いて来た、暗殺などを稼業とする忍者の一族。時代が進むに連れて表の世界に溶け込んで行った他流派とは違い、ずっと裏社会で暗躍していた筋金入りのシノビの一族。
しかし現在の当主雷蔵がそのことを厭い、培って来た闇の技術を健全な教育のために生かそう、という考えの元に建てられたのがジャスティス学園。表の世界に出たことに対し、本家からは余りいい目で見られていないらしい。
忌野流ではあくまで実用的な洗練された体術、剣術、暗器などを使ういかにも忍びらしい格闘術の他、当主の一子相伝である強力な洗脳術や秘伝の医術などが存在し、果ては恋愛成就の術もある。効果は確かであるらしく、雷蔵(この術で妻の雫をゲットしたと豪語)に頼めば気軽に教えてくれる。

太P戦
太陽学園の最大イベント。太陽学園とパシフィックハイスクールが対抗戦形式で開催する、体育・文化祭。そのため体育系だけでなく文科系の対戦も行なわれる。戦前から続いているというこの大和魂VSフロンティアスピリッツの激しいバトルは、学校の中だけでなく地域全体の大イベント。恋愛などの青春展開のチャンスももちろん多い。
また助っ人として、武闘派の外道高校やエリートが集うジャスティス学園の生徒がそれぞれの陣営に駆り出される。

五輪祭
五輪高校が、夏期と冬期の二度に渡って、それぞれ二週間程度の日程で行う体育祭。オリンピック選手やプロスポーツ選手に最も近い卵たちが競う大会であるため大変レベルが高く、実質的に小規模のオリンピックや全国大会に近い。またこの時の活動・成績の善し悪しで各クラブの予算が決まるため、全員が必死。
また、五輪高校はスポーツ校であるため栄養学的に大変寿実した学食を無料で食べることが出来るが、五輪際で女子が好きな男子に弁当を作って渡し、それを食べてもらうという甘酸っぱい伝統が存在する。ロベルトは隠れファンが多いので弁当には困らないが、作ったものの渡すか渡さないか迷う夏と、渡されたら受け取るべきかどうするかそもそも渡されなかったらどうしようとソワソワしている将馬を眺めてはため息をついている。

秀祭
ジャスティス学園の、試験以外での唯一のイベント行事。いわゆる体育祭&文化祭な総合イベントであるが、ジャスティス学園は団体で行なうクラブ活動がほぼ存在せず、各個人が得意分野や一芸を磨いているという形態(つまりほとんどのクラブが部員数一人である場合が多い)のため、秀祭では生徒各自の勉強以外のそれぞれの得意分野や一芸、また様々な特訓の成果を披露する場の意味合いが強い。複数人参加での競技としては、微分積分暗算、スペイン語早口言葉、創作連歌しりとりなどがある。






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